カイロプラティックと整体の違い
整体と似ている効果があるものとして、カイロプラティックというものがあります。どちらも国内で開業するために、国家的な資格は必要ないそうです。
保険対象外となるために、料金についても医院によって様々に設定されているようです。また、行う施術も幅広いためにはっきりした定義付けは難しいと言われているそうです。
大まかな違いとして、まず整体は骨の歪みを矯正することを目的としています。
そもそも整体は代替医療行為とされており、あくまで民間療法となっています。東洋医学を主とすることが多いそうで、場合によっては針などの道具を用いることもあるそうです。
一方、カイロプラティックは神経の機能に効果があると言われているそうです。背骨、脊椎の歪みを治すことに特化しており、正常にすることで「潜在的な治癒能力を上げる」ということを目的としています。
そのため、アレルギーや血圧関係の問題にも効果があると考えられているそうです。腰痛や肩こりの症状が出てから痛みを取り除く整体と違い、症状が出ないよう体を正常にするという考え方もあるそうで、成長期の子どもに施術を行う医院もあるそうです。
その効果は非常に幅広いと言われています。整体とカイロプラティックは、症状によって使い分けるのが非常に難しいと言われています。例えば腰痛が酷い時に、カイロプラティックで脊椎矯正を行い治るという場合もあるでしょうし、整体で針治療を行って治るということもあるでしょう。
整体もカイロプラティックも、自分に合わない方法を選んでしまうと逆に悪化してしまう場合があります。どちらを選ぶとしても、どんな症状緩和に特化しているのかなどを事前に調べておく必要があるでしょう。